オアフ島の観光地としても有名なノースショアも
ハワイ観光では楽しめる場所として人気です。
特にノースショアと言えば、サーファーにも絶大な人気があります。
その魅力と文化について紹介します。
サーファーの聖地ノースショア
世界中のサーファーの憧れの地でオアフ島の北海岸エリアにあるハレイワ。
ハレイワはサーファーの聖地ノースショアがあります。
11~2月の冬の期間になると大波が打ち寄せ世界中の
プロ級のサーファーが集まります。
ノースショアの海の海底はリーフ(岩)です。
波が上がると相当な水量が海岸に打ち付けてブレイクしますが、
岸際は比較的浅いので、この波に巻かれると容赦なく海底のリーフが
打ち付けて、体や頭を打つこともあり即死の可能性もあります。
当然、普通のサーファーが入ることもできません。
美しいビーチが広がる反面、自然の脅威がむき出しのこの場所だからこそ、
多くのサーファーはこの地を「聖地」と 呼ぶのかもしれません。
パイプラインマスターズ
1971年から43年間、世界中から選ばれたプロサーファーが
このバンザイパイプラインで行われる年に一度のサーフィン大会に集結します。
大会期間中、波のコンデションが良い日に行われる為
その日開催されるかどうかは当日の朝に決定されます。
短期の滞在だと見れない可能性もあるので、
大会目的でハワイに来る場合は長めの滞在をおすすめします。
サーフィンをやったことがない人でも、
大波に挑むプロサーファーを観るだけでも興奮すること間違いなしです。
ノースショアで注意すること
憧れのノースショアでのサーファーのライディングを見ていると
自分も入ってみたいと思うかもしれませんが、
冬のノースショアに入ることは絶対にやめましょう。
ハワイには様々なサーフポイントが存在します。
安全に楽しむ為に自分のレベルにあったポイントでサーフィンを楽しみましょう。
・中級→ダイヤモンドヘッド、アラモアナなどの手頃な波があるところ
・上級→ノースショアなど
また、日本と同様前乗りをしないなど最低限のルールは守りましょう。
海には危険がたくさんあります。
岩場に体をぶつけたり、ウニのトゲを踏んだりしないよう安全には気をつけて ください。
一番大切なことは周りを迷惑をかけないよう楽しむことだと思います。
サーフィンの英雄”エディ・アイカウ”
ハワイでのサーフィンを語る上で欠かせない英雄がエディ・アイカウです。
幼い頃からサーフィンに親しみ、若くして 超一流のビッグウェーブサーファーとなりました。
やがてノースショアのライフガードとなり、その後多くの人命を救ってきました。
しかし、1978年タヒチへの航海中遭難し、救助要請をする為に
サーフボードに乗り荒れ狂う海へ向いましたが そのまま消息を絶ちました。
彼の功績を讃えたビッグウェーブサーフィン大会、
「クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディアイカウ」は、
25フィート以上の大波が入らなければ開催されないため、
これまでに6回しか行われていません。
今では「Eddie would go(エディなら行くぜ)」という彼を讃える言葉があります。
そんな伝説のサーファーも愛した 美しいビーチ、ノースショアにぜひ訪れていただきたいと思います。
コメントを残す