世界中のフラダンサーの憧れの大会
日本人女性にも大人気のフラ。
ハワイには様々なフラフェスティバルがあります。
キングカメハメハ、モクオケアヴェなど、たくさんの大会がありますが、
中でも世界中のフラダンサーの憧れのフラフェスティバルが、
ハワイ島のヒロで毎年開催されるメリーモナークフェスティバルです。
メリーモナークフェスティバルは、キリスト教の宣教師によって禁止された
フラを復活させたカラカウア王の愛称が、メリーモナーク(陽気な王)だった為、
その名前にちなんでつけられました。
日本を含め、世界中のフラダンサーが いつかは行きたいと願う
このフラフェスティバルですが、開催される時期になると
航空券やホテルの値段もあがり、 なかなかチケットも取れません。
メリーモナークフェスティバルの内容
フェスティバルの開催期間はアメリカの祝日、
イースターサンデーから1週間と決まっています。
メインのイベントであるフラの競技は木・金・土の3日間で開催されます。
【木曜】
ミス・アロハ女性ソロ部門の競技で、各ハーラウ(チーム)の代表として選ばれた女性がソロで踊ります。
最初にカヒコ(古典フラ)の競技があり、次にアウアナ(モダンフラ)の競技があります。
カヒコとアウアナの総合最高点のダンサーがその年のミス・アロハフラに選ばれます。
【金曜】
団体カヒコ女性、男性のグループがランダムに出場する古典フラの競技です。
打楽器とチャントに合わせて踊る伝統的なフラを観ることができます。
多くのダンサーで踊るカヒコは本当に圧巻です。
【土曜】
団体アウアナ前日と同じグループの女性、男性のグループが同じ順番で、
ハワイアンシンガーの生の演奏に合わせて踊るモダン フラです。
色鮮やかなダンサーの衣装は本当に綺麗で目を惹かれます。
すべての競技が終わると表彰式が始まります。
入賞したワヒネ(女性)グループ、カネ(男性)グループそれぞれ表彰されます。
入賞したハラウ(グループ)の歓喜と熱気で会場は大盛り上がりです。
木・金・土に行われるフラ競技の大会は20チーム近くのグループが競技する為、
午後から夜遅くまで行われます。
競技が行われるイーディス・カナカオレ多目的スタジアムのアリーナ席はパイプ椅子ですが、
それ以外はベンチの ような板の椅子の為、クッションかバスタオル持参して敷くようにしてください。
長時間座るとお尻がとても痛くなります。
メリーモナークを見に行くには?
メリーモナークの座席数は4200席で、その半分は出場チームとその身内に、
残りは一般客に割り当てられますが、 一般チケットは抽選応募となっている為、
大人気のチケットはなかなか取れません。
参加する方法は個人で申し込むか、チケットを確保したツアーに
参加する方法しかありません。
フラ人口が増えている現在、チケットは年々入手困難になっているようです。
チケットが取れない時はKFVEというハワイの地元テレビで観るか
インターネットのストリーミング放送を見てくだ さい。
メリーモナークフェスティバルに行けない世界中のフラダンサーの多くは
この方法でメリーモナークを鑑賞しています。
もしくは毎年DVDが発売されるので購入して見る方法もあります。
近年、その年の優勝チームが来日してパフォーマンスすることも多くなりました。
運がよければ、日本で鑑賞することもできるかもしれません。
もちろん現地に行くとダンサーを間近で見れたり、その熱気を感じることはできますが、
長時間も固い椅子に座って体力を消耗するより、お家のリビングでゆったり
テレビやインターネットで鑑賞する方が楽でいいかもしれません。
フラ好き必見のメリーモナークフェスティバル。
楽しむ方法はそれぞれですが、一度その圧巻のパフォーマンスを是非ご覧ください。
2017年フェスティバルの様子
コメントを残す